監督・脚本:David Cage
監督・脚本をディレクターが務めた作家性の強い作品。
近未来、アンドロイドが日常の道具となった世界で、3体の主人公によって物語が紡がれる。
システム的には選択した行動により分岐する、オープンシナリオアドベンチャー。
技術力が凄まじい、おそらく現在でもグラフィックレベルは最高峰だと思われる。
シーンの分岐も自然で、分岐点の異なる未来も気になってしまう。
楽しんで作っていそうなカメラワークはほとんど映画である。
音楽は世界観にとても馴染んでいる。
どれくらい膨大なプロットを作ったのか想像がつかない。
ある意味、作家の夢を現実化したような作品。
日本だとノベルゲームになるだろう。(それぞれの良さはあるにせよ)
海外との開発力の差が顕著で、いろいろな意味でため息が出る。
映画と同様に、この国が中間搾取を続ける限り、この差は埋まらないだろう。
そして、埋めるつもりもなさそう。
残念だけど現実世界は、また別の種類のディストピアになり続けている。
どこで選択を間違えたのやら。
最初のプレイは、とても苦い結末だったけど、ハッピーエンドはあるのだろうか?(あると信じたい)
お値段も手頃です。
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こちらもプレイしてみようかな。
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その他
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