著者 樫木 祐人
表題の主人公を中心に小さな妖精たちの生活が描かれる。
緻密に書き込まれた世界でキャラクターが丁寧に描写される。世界をはみ出したりしないリアリティがそこにはある。
優しすぎず冷たすぎずない一定の距離がたもたれた世界は温かい。
読後感はよい音楽を聴いた時みたいに心地良い。
暮らしを大切にしたくなる素敵な作品。
アニメーションも存在する。こちらも原作に負けず劣らず描き込みがすごい。音響やキャラクター演じるを方々も優れているので、違和感を感じることなく作品世界に没頭できる。続編に期待。
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