映画『Hannah Arendt』

監督・脚本:Margarethe von Trotta
公開:2012年

哲学者ハンナ・アーレントの伝記映画。
アドルフ・アイヒマンの裁判から「悪の凡庸さ」を説き、当時のユダヤ人の社会から反発を招いた。

彼女の冷徹なまでの物事へのまなざしは、多くの人に評価され、あるいは反感をもたらした。当時の学者たちは、ここまで知性的なのかと驚かされる。そしてこの勇気。

ういう人物が存在し、成長できる社会の下地があるのはすごい。
教養というものを尊重する文化的風土があるのだろう。

そして、コミュニケーションとディスコミュニケーションを考えさせられた。
お互いの違いを尊重できるコニュニケーションか、物別れに終わるディスコミュニケーションか。

どちらも人間らしいといえばらしいけれど。
だとしたら、どちらが良いかな。

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ハンナ・アーレント(字幕版)
<彼女は世界に真実を伝えた—>誰からも敬愛される高名な哲学者から一転、世界中から激しいバッシングを浴びた女性がいる。彼女の名はハンナ・アーレント、第2次世界大戦中にナチスの強制収容所から脱出し、アメリカへ亡命したドイツ系ユダヤ人。1960年代初頭、何百万ものユダヤ人を収容所へ移送したナチス戦犯アドルフ・アイヒマンが、逃...

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映画「ハンナ・アーレント」オフィシャルサイト
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