漫画『プラネテス』

著者 幸村誠

近未来のSF作品。宇宙デブリ、資源、政治など、現代の延長線上にあるリアリティのある世界が舞台。
宇宙デブリの回収作業員たちを中心に描かれる。

それぞれ一癖あるキャラクタ達、バックボーンを知ると、より好きになってしまう。穏やかだが強い関係性。

描かれる世界はもちろん心理描写が巧みで、難しい話も自然と頭に入ってくる。毎回、演出が見事です。

哲学的でスピリチュアル、物語が自分の推進力になるような作品です。全4巻。完結させているのもすごい。

プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)
宇宙開発によって生まれたスペースデブリ(宇宙ごみ)問題を取り上げ、その回収業者が主役のSF漫画。主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れる...

オリジナル部分も多いアニメーションもある。こちらも良作。

プラネテス
主人公ハチマキ(星野八郎太)はサラリーマン。宇宙ステーションでデブリ(宇宙ゴミ)回収を仕事にしている職業宇宙飛行士だ。自分の宇宙船を手に入れるため、同僚のユーリやフィーらとデブリを回収する日々。今年で4年目を迎えた25歳、そろそろ自分の生き方を考え始めてきた。そんな折、ハチマキの働くデブリ課に新入社員が配属された。彼女...
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