監督:Peter John Farrelly
脚本:Peter John Farrelly / Nick Vallelonga / Brian Hayes Currie
公開:2018年
ブルーの車に乗った2人の主人公のポスターが印象的で手に取った作品。
露骨に差別の残る1962年のアメリカが舞台で
黒人のピアニストと粗暴だが情のあるイタリア系の男のロードムービー。
道中に差別を含むトラブルがたくさん起こるので、暴力的なシーンもあるのだけど
作品全体を通して独特の距離感がある。黒人ピアニスト(ドン)の品のようなものも含めて。
用心棒のトニーが妻に手紙を書くのをドンが手伝うシーンなど、主人公2人の性格が現れていて微笑ましい。
第91回アカデミー賞では三部門を受賞したが、「白人の救世主」的描写で批判をされている。
この作品ではじめて「白人の救世主」という映画の定型のことを知った。
差別を取り扱っている作品なだけに、安易にエンタメとして楽しむだけではなく
時代というものを感じつつ、リアルな世界の批判も含めて観るとまた違った印象になるかもしれない。
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