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アニメ

漫画『かげきしょうじょ!!』

作者 斉木久美子宝塚をモチーフにしている「赤華歌劇音楽学校」を舞台にした青春群像劇。集英社で連載をされていたが、雑誌が休刊したため白泉社で連載を再開されている。再編集版は「かげきしょうじょ!! シーズンゼロ」として刊行されている。長身(17...
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小説『幼年期の終り』

著者 Sir Arthur Charles Clarke翻訳 福島 正実何となく気になっていたSFの名作『幼年期の終り』についに手を出してしまった。アメリカでは1952年に刊行され、日本では早川書房から1964年に出版されているらしい。新訳...
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小説『夜と霧』新版 (日本語)

著者 Viktor Emil Frankl翻訳 池田 香代子最後まで読めるか分からなかったけれど、読み終わると不思議な気分になる。人の尊厳やら、人の残酷さやら、困難への姿勢。人生の本質的部分が描かれている。考えさせられたり、目を背けたくなる...
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漫画『ヴィンランド・サガ』

著者 幸村誠北欧の海賊の物語。モチーフになった主人公がいるらしく、かなり取材されているようだ。時代や、主人公を取り巻く環境などの舞台設定。まだまだ人間の個人の力が、世界に影響を与えることができた時代。骨太の群像劇。血の通った物語は、痛みを伴...
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小説『イリュージョン』

原作 Richard Bach翻訳 村上龍『カモメのジョナサン』で有名なリチャード・バックの作品。不思議でリアリティのある、そしてスピリチュアルな物語。挿し絵も楽しい。飛行機乗りだった作者は、不思議な体験を沢山したのだろうと想像してしまう。...
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漫画『プラネテス』

著者 幸村誠近未来のSF作品。宇宙デブリ、資源、政治など、現代の延長線上にあるリアリティのある世界が舞台。宇宙デブリの回収作業員たちを中心に描かれる。それぞれ一癖あるキャラクタ達、バックボーンを知ると、より好きになってしまう。穏やかだが強い...
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小説『夏への扉』

著者 Robert A. Heinlein 翻訳 福島 正実 言わずと知れたSF小説の金字塔。エンターテイメントのお手本。SF小説で初めて感動した作品。読み終わると、猫が飼いたくなる。いつの間にか新訳版が...。良い本は、時代を超えて読み継...
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児童書『モモ』

著者 Michael Ende翻訳 大島 かおり『果てしない物語』でも有名なミヒャエル・エンデの作品。大人になってから知ったのだけど大好きな本。『星の王子様』が大人に向けた作品だとしたら、こちらは全世代で楽しめる。モモが物語で出会う男と老人...
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小説『ムーン・パレス』

著者 Paul Auster翻訳 柴田 元幸海外小説。運命の流れを感じるような不思議な作品。ライトモティーフ、アフォリズムに満ちている。先が気になり、どんどん作品世界に引き込まれる。叔父からの遺品である書籍の山を細々と売り払うシーン。風変わ...
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漫画『ハクメイとミコチ』

著者 樫木 祐人表題の主人公を中心に小さな妖精たちの生活が描かれる。緻密に書き込まれた世界でキャラクターが丁寧に描写される。世界をはみ出したりしないリアリティがそこにはある。優しすぎず冷たすぎずない一定の距離がたもたれた世界は温かい。読後感...